2014年6月17日火曜日

池の周りの生き物たち  6月17日

トンボの羽化を観察してから10日程が経ちました。
池の方から「パシッパシッ」という音が聞こえたので、外に出て見るとオオシオカラトンボのオスとメスがお見合いをしている最中でした。
そして早くも産卵が始まりました!

ピンボケでスミマセン・・・。

オオシオカラトンボ
右の青い個体がオス、左の黄色い個体がメスです。

オスが見守るなか、メスが池にお尻を打ちつけて卵を産んでいきます。
池の周りを周りながら産卵を繰り返します。
見ているこちら側にまで水しぶきがかかる程です。

トンボ達がいなくなった水辺をふと見ると、葉のうえにヤマトシリアゲが休んでいました。

ヤマトシリアゲ
文字通りお尻がくるんと上がっています。
お尻があがっているのがオスです。

右側の個体を見ると、赤い点があります。
目が赤いのか??と思いよく見てみると・・・

寄生したダニでした。
ダニというと哺乳類にくっついているイメージが強いですが、昆虫にも結構ついているのですよね。

丹沢湖ビジターセンターでは歩いてすぐに生き物たちを観察することが出来ます。
18日は雨予報、雨ならではの営みも観察出来るかもしれませんよ。